balenさんの日記

(Web全体に公開)

2019年
06月06日
20:34

【再録】思考トレース(実戦編 その2) 助詞の使いわけ【旧人狼SNS】2010/03/12

2010年03月12日15:57
思考トレース(実戦編 その2) 助詞の使いわけ

基礎理論の説明をぶっとばして、実戦ログで考えていきます。
対象は現在行われている企画村です。あざとく宣伝しているとか言っちゃ駄目ですよ。(非公開で書いてます もちろん日記公開時には終了しています)
http://melon-cirrus.sakura.ne.jp/sow/sow.cgi?r=200&v=...

村に参加中のメモ書き&考察を元にしていますので、実際の思惑をトレースしきれているとは限りません。まぁニヤニヤしながら読んで下さい。



真面目な話、基礎理論の部分は何処から説明していけば分かり易いのかが、ちっとも分からないのです。
それに下記の様に一つ一つ解説していったら眠くなりますよね?
ついでに私も面倒です。

・人称の使い分け / 話し手・聞き手・第三者
・助詞の使い分け / 格助詞「が」「を」 係助詞「は」「こそ」 etc
・立場による感情発露 (強度、方向性の違い) 
・経時変化 (沈静化、劣化、熟成)


---村では発言していない原稿---
<1日目 霊能者考察>

さて、昼食後に眠くなりそうな文法の時間だ。
私【が】霊能者です
私【は】霊能者です

『が』 これは名詞にくっついて関係を表すもので格助詞と呼ばれる。この場合だと「動作や状態の主体」を表すってことだな。
一般的には複数の霊能者候補が居て、その中で「我こそが霊能者」と言いたい場合に使われる。

『は』 こっちは係助詞とか言ったっけ。色んな所で使われるが「意味を強める」「叙述範囲を定義する」などが多いかな。
今回の例だと他者の役職は分からないが「自分の役職は霊能者」と言いたい場合に使われる。

まぁなんだ。先に出たクララの場合は「私は霊能者」で良いはずなんだ。偽が出てきて当然と考えているなら「私が霊能者」も分からないでも無いが、収まりは良くないな。
逆に後から出たシスターの場合は「私が霊能者」と言っていることから、対抗を思いっきり意識していると読み取れる。

と言ってはみたが助詞の用法を細かく考えて使っている奴はそう多くない。大きな違和感を感じたら注意して読み返すぐらいが丁度良いだろう。