こちらは補足記事です。
本編はこちら
http://jinrosns.net/sns/web/diary/378
狼の勝利条件は何でしょうか?
狼の人数が、村側と同数以上になるまで全滅しないことですね。
ルールとして毎日1名、容疑者を処刑しますよね。
容疑者とは何でしょうか。
狼側であると疑いのある人物のことです。
騙り能力者候補と灰(確定白ではない人物)を合わせて指します。
確定白とは何でしょうか?
村側が隠し事をしていない前提で、全員視点で『人間』
である人物のことです。(狂人か否かは問わないのが一般的です)
◆灰(容疑者)の減る速度と占い師の関連性
<初級者向け クイズ>
以下の各例において吊りの対象となる容疑者は誰でしょう?
例1
占い師アニー→ケイトリン〇
占い師ブランド→ケイトリン〇
例2
占い師アニー→ケイトリン〇
占い師ブランド→ケイトリン●
例3
占い師アニー→ケイトリン〇
占い師ブランド→ダリウス〇
例4
確定占い師アニー→ケイトリン〇
例5
確定占い師アニー→ケイトリン●
解1
この情報から言える容疑者はアニー・ブランドです。
ケイトリンは確定白になりました。
解2
容疑者はアニー・ブランド・ケイトリンの全員です。
誰も確定白ではありません。
解3
アニー・ブランド・ケイトリン・ダリウスの全員です。
誰も確定白ではありません。
解4
アニーは確定占い師なので、村側だと確定しています。
よって二人とも容疑者ではありません。
解5
容疑者はケイトリンです。
アニーは村側だと確定しています。
例2・3・5では占いによって容疑者は
減っていない事はお分かりでしょうか。
もちろん「その日に吊るべき人物を判断する」
という意味では情報は増えています。
たとえば例3のケイトリン、ダリウスの両名は
吊ってしまうと占い結果をロスしますので
吊りを避けるのが一般的でしょう。
今回は流しますが、解5の状態は
「占い結果で容疑者が減っていない」という点が
とーーーーーっても大事です。
◆「詰み」とは?
回答の中に「詰み」という言葉は幾つか登場しました。
このゲームにおける詰みとは何でしょうか。
狼の可能性がある容疑者の数が、
必ず使える吊り縄の数以下になった時です。
例6
(狂人不在と判明)生存者5名
確定白:ブランド・ケイトリン・ダリウス
灰:エコー・フィオラ
例7
(狂人の生死不明)生存者5名
確定白:ブランド・ケイトリン・ダリウス
灰:エコー・フィオラ
例6は詰みですね。
順番を問わずにエコーとフィオラを処刑すれば
必ず村側が勝ちます。
処刑回数2=灰の容疑者2
例7は詰みではありません。
狼の可能性がある容疑者は2名ですが、
処刑回数が2回有るかどうか、
万人視点では不明だからです。
さて余談として、
実戦では詰みはあまり起こりません。
当然です。狼側が必死に避けるからです。
容疑者が4人に対して、吊り縄が2回
みたいな勝負になりますね。
これは「4人から、2人を正しく人と決め打てれば村側が勝てる」
と言い換えられます。
この推理勝負で最もリターンが大きい一例が
占い師を正しく決め打つことでしょう。
◆まとめ
処刑(吊り)によって毎日容疑者は1名減ります。
確定占い師が生きて、
人間判定を出せば容疑者は1人減ります。
騙り占い師から、偽の狼判定を出された人は
その騙り占い師が破綻するまで、容疑者となります。
複数の占い師候補が居ても、生きていれば
いずれ補完占いが起こり容疑者は減っていきます。
(騙りが毎日狼判定を出し続けると破綻するため)