balenさんの日記

(Web全体に公開)

2020年
12月05日
17:25

月狼E194 感染の村 ログ読み 凍鶴評

月狼E194 感染の村 

2020/12/05 凍鶴を抽出して読んでます。

<はじめに>

その昔友人(666さん)が言ってました。
「良いこと、役に立つこと、面白いことを言えば聞いてもらえる」みたいな。

これは人狼に限らずSNSだったりリアルだったり色々ですけど。当時割と感銘を受けて自分なりに導入した記憶があります。


 

■役立つ:2~4 
自信の無さがあちこちに見受けられます。1d:22、1d:35、1d277上
素直な自己申告として決して悪い事ではありません。
しかしどれも意欲や熱意に繋がる内容ではありません。
「慣れていないけどやってみたい」
「力仕事は苦手だけど料理は得意です」
みたいなセルフプロデュースの方が生存には有利です。

1d277正確さを重視したり、他者のありかたを決めつけてしまわないために
「かも」「かな」「っぽい」「感じ」という文の結び方なのでしょう。
この気遣い自体はとても良い事です。
相手を尊重し対話をこじれさせないですみますので。

しかし「気弱」「逃げ腰」「歯切れが悪い」などの側面もあるため
このゲームでの生存戦略としては物足りないのです。
balen自身も該当しますので考え方、対策を示しますが
効果のほどは保証しません。



①元来の性格が好戦的、他罰的ならば刺々しい部分を
減らすことになるのでデメリットは少ないです。

②吊り希望の説明のような疑いの言語化、
問い詰めの段階で使うならデメリットは皆無です。

③「~なのですか?」「~で合っていますか?」
「~に見えました」「~と考えます」
真実の追求成分を上げ、気弱成分を減らす言い回しです。
堅く、とっつきにくい印象になりがちですが
この村の凍鶴のロールプレイならば心配は要らないと思います。

④1日にX回は歯切れの良い箇所を作る。
少し意識して結論を述べるということです。
理想は「怪しい」の言語化ですが、
無理なら「人だと思う」でも構いません。

1d35(二季評)、1d192上(星合評)、1d277上(星合評)
これらはその時点での結論を明言できたはずです。


明確に減点要素として
1d297「今一番白い・黒いと思っている方と、
自分が狼なら誰が仲間だと頼もしいと思っているか教えてください。」

ネタでは無いのですよね。
これは聞きっぱなしなのでしょうか?

凍鶴の回答を添えるか、せめて後から出すと明言しておくべきです。
着眼点は悪く無いと思いますが、
『自身が村でどう見られてきたか』
への意識が足りないと思います。

つまり太字で強調している=村人凍鶴なりに強い動機が有って聞いた。
スルーされて悲しんだり、くじけず形を変えて問い直したり、
もしくは優先するものが有るからと撤回する様子が見当たらないです。

これは村人凍鶴像としてはかなり違和感が強いです。
強い動機が有って聞いたなら、その後の未練や執着がセットだと思うのです。

この質問自体は受ける村、受けない村が有りそうなので
拘るべきとも、辞めるべきとも言いません。

*追記*
もし「自身の推理のことしか考えていなかった」と聞けば合点がいく箇所です。非常に勿体ないです。





■良い事:2~4
礼節を踏まえた尋ね方。
異論や不満めいた動機からの質問でも
相手の考えを尊重するクッションがあります。

返信に対しても理解・同意・不同意などがコメントされ
凍鶴の考えの変化が周囲に伝わりやすいでしょう。
いわゆる大人な質疑が出来ています。

1d401d46副次的に二季も思考開示ができたことになります。
好意的な部分を並べましたが、
これらはおおむね「受信」よりの部分です。
「発信」としての提案などがあれば
更に評価されやすいことでしょう。


1d272「それが個人的要素と捉えない理由は?」
林檎が真占い師の場合に潰してしまわない、
かつ考えを開示させる良い指摘ですね。

強いて減点するならば、
上段(凍鶴占いへ至る経緯への不備の指摘)
と下段(林檎の思考を読み解けないことへの指摘)
は順序が逆の方が『世論からの受けがいい』かも?

上段:自分が占われることへ強く反応している
と捉えることができますので。


■面白い:4~5
本質的に真面目、善良な属性が見えます。
その一方で事あるごとにネタを絡めています。
人当たりという意味での好感度はとても良さそうです。



<まとめ>

長所
善良でやる気があって気遣いも出来る人物。
知りたいという意欲は十分。
負の感情を持っても言葉の抑制が効いている。
考えていることを言葉にするのは上手。


短所・課題
新説の検討には食わず嫌いの気があり。
墓下での一件では『自身の説を裏付ける証拠ばかりを探してしまう』一面もあり。
主体が推理をする自分にあり、推理を披露して世論を動かすではない。
広く浅く愛想が良いのはリアルでは利点だが、人狼においては敵も味方も作れず、他者からの考察材料に欠ける。

その他・雑感
短めの文章も併用すると受けが良さそう。
投稿するまえに自問自答、セルフ突っ込み等で発言力は向上しそう。
自身が狩人や占い師のように余命が短いつもりで、推理の発表期限を前倒しするのもアリ。







◆おまけ 思考のトレースをやってみて欲しい箇所
やり過ぎるとchabiさんや私が時々発症する「沈んでいる狼を庇い過ぎてしまう病」になりますので用法を守ってお使いください。


1d84下段「襲撃があるまで待つのは冗長ですし、
狼さんに主導権を委ねすぎに思えますね。~」

勝手な想像ですが「狼視点で考えられていない(そういうケースに遭遇したことがない、話し合った経験が無い)」のでは無いかと思いました。>1d143上

蛍籠の意図を好意的に考えてみましょう。
3-1陣形の黒白白判定を受けて、灰吊りを選んだケースですね。
凍鶴自身が狼側ならどうすれば有利になると思いますか。
また村側にはどんな課題があるでしょうか。

先に言っておきますと完全な正解はありません。
また「占い師からの狼発見を受けても即吊らない」
と言っている二人は広義では同方向の主張をしています。




1d386「御山さんの件が引っかかる」
異論を持っている人物についても理解を深める練習として
ちょうど良いので挙げます。

本譜で鳥追は狼占い師なわけですが村側だと仮定して、
どういう箇所を問題視していると推測しますか?
(balenは御山洗の発言をほとんど読んでいないので綺麗な回答は持っていませんが、推測は幾つか立てています。)

この対応と意見そのものについて

毎回間違いだとは申しませんが、
凍鶴のなかの基準が大いに気になります。

現象a:好感度が低い、態度が悪い人物から順番に並べると上位は村側の割合が多くなりがち。(余談 15人中4名の狼側という比率を考慮しても、です。仮にこの現象が正しいとしたら、どんな理由が考えられますか?)

現象b:狼側は無理解や言いがかりを使って村側を貶め、占いや吊りの回数を消費させようとする。

凍鶴は鳥追が現象bにあてはまると考えたのでしょう。現象aの考え方を通ったうえでbを重く見たのならば構わないです。しかしbを意識せずにaを導いたのならば