balenさんの日記

(Web全体に公開)

2025年
06月07日
11:07

to ふたば (星狩り272 他人の防衛について)

星狩り272 前哨戦村のブランカの理念に関するお話です。

幾人かの方はお察しの通り、前哨戦シリーズの構図について、ブランカと話したことが有ります。

村内でとても受けが悪かったので、提案者として支援物資を横流しします。以下、推敲していない書き殴りです。
(面倒なので普段と違って、加筆修正のログを残さないです)




要約
吊りが序盤に決まって、変わらなさ過ぎ。

というお話です。


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整理します。


500pt、前哨戦界隈では議論の効率化を求める動きが強いです。

大きな特徴として。最序盤に処理枠とされた人物が、大きな波乱なく順に吊られていき決着が付くという棋譜がおおいです。

これは幾つかの要因が考えられます。

・見きわめる眼力が優れている。
・異分子が少ない。もしくは優先度高く処理枠にされる。
・参加者の主義主張に多様性があまりない。


・萎縮している。諦観している。
・覆す意欲がない。
・議論の活性化が足りない。

・完璧な回答のみを評価する傾向。
・断片的な要素をきっかけに、既存の概念に疑問を持つ人が少ない。

・「残せない」の主語は誰か? 自分か、村の世論か。主語が大きい。
・良くない決め打ちの仕方。

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・初日の世論での「処理が必要/不要」論が、最後まで大きく動かない村が多いです。その結果、村側が圧勝するか、狼側が割と早期に勝算を立てられるケースが多いです。


・占いや吊りでの「処理が必要/不要」の基準として、「狼側/村側」以外にも「正体を判断ができない」「判断のコストがとても高い」が有るのは正しいです。

しかし、その見切り、諦め、切捨てが早すぎないでしょうか? 対象の人数が多すぎないでしょうか? 
少なくともここ何年か見た、負けた村は全て何かしら問題が有ると考えています。


・言葉を飾らずに言えば「スキル下位から順に吊っていないか?」です。

「村利/貢献が足りないので狼有りえる」の切り分けでは、スキル(技量、経験、準備)を高く評価し過ぎていると思います。

長期人狼なのです。幾らでもとは言いませんが、ある程度は先を見据えた準備が出来るのです。


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・庇った相手を助けられると思ってるの?
半分以上はNoです。

・なら助けられる相手と、そうじゃない相手は取捨選択するべきでは?
言葉だけなら賛成ですが、「切り捨てるのが早すぎる、多すぎる」という現状には不満です。

試みた上で結果的に助けられないのと、最初から見捨てるのとは違うと思います。

村が後者ばかりですと、位置がそこそこな狼たちは手を汚す必要が無くなってしまいます。これでは村は勝てません。

・そのやり方、500ptでやるの大変じゃない? リソース足りなくない?
はい、ポイントが少ない村で、本理念に対して協力的な人物が少ないと、まず実らないと思います。ここは処理するからリソースを他へ回せ、という同調圧力すら有りますから。


・ブランカの行動について、どう思ってるか?
理念は尊いです。
失敗覚悟で挑戦したことも成長のためにはとても良いことです。

その村での勝利のために最適手か?と問われればNoと言います。前準備がだいぶ足りませんでした。

特に否定的なコメント「救い上げるのはゴールじゃない」「代わりに吊る狼候補をあげよ」に対するブランカなりの回答を準備出来ていませんでした。


この村のブランカの背後霊をするなら。

例1「ウチの首はやるから、レオンとアルマを両白決め打ってくれんか。ウチの死後、仲裁してほしい」

例2「ウチでは力不足でミスト、カミル、@@、等が狼の時の根拠をあげきらん。例えば議題として、彼等の狼として妥当な要素を募集させてもらえんやろか。

例3「ミストについてはウチ自身が当事者さかい、冷静じゃない思うとるんよ。それの検証も手を借りたいんや」



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なお、この村で私が冴えわたったスーパーブランカとして参加したとしてもカミル、ミストを両吊り出来る自信は無いです。


もしローゼの位置からだと発見も困難です。(ローゼ真視。カミル→セレスト アルマ→セレスト への苦言。辺りの1stボーナスを灰なら総取り出来ますが、ローゼの位置ではそれが出来ません)


この村でブランカの理念に沿って動いても多分村は勝てないと思います。その位、ミスト&カミルの位置が良かったです。


なのでこの村ではブランカの理念は「それをやったところで勝てるとは思えない」という否定のされかたになると思います。


それでも勝つためにはどうすれば良かったか? と問われれば私はこう答えます。

・処理枠とされた人間たちについて、「人となりを公知する」

・安泰枠とされた狼らについて、狼として妥当な要素、怪しい箇所を持ち寄れる土壌を作る。≒議論を門前払いしない環境作り。

この安泰枠のミストに対して、6dに切りつけたこと自体は評価しています。

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ブランカの理念が受け入れられにくい要因として、balenと双葉さんの気質の違いが有ります。

balenは黒要素を探して叩きつけ、狼を追い込むのが初期スキルです。

勝つための方策? 最終日の4人? そんな概論よりも、狼要素を持ち寄りましょうよ。という戦闘民族です。

どんなに手酷い負け方をした村でも、狼達の黒要素を全く見つけていないってことは、まず無いのです。もちろん順位付けをミスるとかか、声が通らなくて負けるのは多々あります。



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構図について

I
「世論での評価が下位の誰かを救おうとするだけでは足りない。代わりに吊る狼候補を告発せねば意味が無い。」


分かります。勝つための理想像としてはその通りです。

でもそれは一人の村人が「単独で」成し遂げねばならないことでしょうか? 私は違うと考えてます。

むしろ複数人で真剣に取り組み、さまざまな角度から検証し、1人では至らない所まで深掘りすることで、やっと届く狼チームが私の仮想敵です。

ひたむきに狼を探す姿勢、味方である村側を守ろうとする姿勢、これらを示すことで、味方の奮起を期待するわけです。


II
少し観点を変えましょう。

村人は自分が吊られないよう白くなる。この自衛には価値があります。これだけで満足してはいけませんが、初~中級者が乗り越えるべき壁としては十分な高さが有ります。

同様に味方の村側を守ることにも価値が有ります。もちろん推理でかばう相手を決めるという行為は、精度においては劣ることでしょうね。

その一方で行為者と対象という2名分の情報が場に出る訳です。


III
今回の272村では「AがBを疑っている」「BがCを疑っている」「CがDを疑っている」のような構図になっています。

なので単純な力量順だけではないです。この理由もブランカのエピローグでの声が響きにくいですね。


IV
位置が良い人物が救済を呼び掛けるのは、位置が悪い人物が唱えるよりも、利他と見られやすいです。自分の地盤を削るわけなので。


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一方で
256暁の村(モリガン カイ トドロキ ジュリエット)
250 29回大阪村前哨戦(ケイト狩 ニャンタロー アレン ぽきゃ)
116 136回東京村前哨戦 (タリア狼 緋雁)


は人による差異がもっと小さいです。
=世論に多様性が少ない。翌日の吊り先濃厚がはっきりと感じ取りやすい。

217 139東京村前哨戦 村勝ち ()
188 138東京村前哨戦 村勝ち () 
50 東京村前哨戦もどき 村勝ち (コバト狼 ツヅリ狩 サエッタ狼)


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ブランカさん リアルでも大変お疲れのようですし、エピローグで「コンセプトの有用性」を示すのは諦めた方が良いかもと思ってます。

・救済の性質が有る戦術なので、立ち位置が良い位置で行うほど、利他になりやすいです。

・村の序盤の動きが鈍かったです。後れを取っています。
狩人露出も含め、2日目には展開がほぼ一本道となっていました。詰めの意識にならざるを得ません。
収束させようとする世論、攪拌しようとするブランカという構図なのも評価されづらい要素です。

・ミストの黒要素は、


ミストさんから苦情を頂いたので、1~2dから拾える、広げられるかもしれないミスト黒要素について


◆1
1d 「ソフィ→ブランカ」「ローゼ→ソフィ」に対してミストは無関与でした。

リアルタイムの時の見解は? 
スルーした動機は何か? 

問う → セレスト、カインと同系なら一緒に追及

占い師真贋も流れで聞く。
本譜でのミストは自発的に開示している。問われて弁明として出すのとは価値が異なる。


◆2
1d レオンの黒要素を伏せた意図について問う 
ブランカ評を世に問うたのと、扱いが違う理由は? 
喉が無いからと伏せるのとは、根本的に違いそう。

レオン評 ブランカ評を問う。

「両名について、人要素として拾っている箇所は皆無ですか?」

迷っている村人ミストなら何かしら有るはず。強い自信が有って、念のための確認ならば、ブランカ評は力が入り過ぎ。

レオン評を伏せたことは、村側ミストならば同方向の意見が出るのを待った、もしくは先入観の無い視点でレオン評が出るのを望んだ。辺りと推測。

ならば他人のレオン評に対して、自然に注目してしまうのでは? そういう自覚は有るか。


◆3
1d ミストVSライラ
没 展開として不要になってしまったので、ここから追うのは困難です。

構図としてはライラが突き放した格好なので、ここにミストの非は小さいです。
壁の有るライラに対して、質問や呼びかけを重ねないのは、ある種の優しさとか効率とも言えます。

でも引き際が潔すぎる、とは感じました。責めるには足りません。感想であり不満です。読み取っているラウラ像の開示とか、占い師ラウラへの忠告とか要望とか。確定白への要請とか。出来ること有ると思うんです。

「占い師ライラ 狼ローゼ 狂アリアで狂アリアのみがカインに黒判定」の場合などなら、ミストはライラへ再度アプローチするのでしょうか。

例「私は〇〇だから、誰か代わりにラウラから要素引き出してくれないかな。もちろんラウラが直接応じてくれるなら大歓迎!」

何もしない場合は黒要素に計上します。500ptでそんな収量が少なそうな畑耕したくない? それはそうですね。